いよいよ、この僕もはり重デビューしてしまいました。
金曜日、会社の慰労会で道頓堀の
はり重に行ってきました。場所は
道頓堀橋から少しなんば側で御堂筋沿いにあります。学生時代この近くのパチンコ屋さんでよく遊んでいたのですが、社会人になったらここですき焼きでも食べてやろうと思いつつなかなか実現しませんでしたが、やっと夢がかないました。
店舗は3階建てで、肉屋さん、軽食レストラン、洋食レストラン、そして今回僕らが利用した日本料理と分かれています。このお店はフロアによって値段も違う事で有名で「大阪の老舗の敷居は財布に合わせて3段階」とお店が騙るくらいで、ビーフカレーなら600円から、それ以上は天井なしという恐ろしいお店です。
今回ご馳走になったのは8400円のすき焼きのコース(税・サ別)で、3階の座敷で食べました。
店舗は昔ながらの日本料理屋さんそのものという作りで、店内に入ると入り口で靴箱の管理をしているじいやが自分の靴を預かってくれて番号札をくれました。そして女中さんが部屋まで案内してくれました。今回は20数名で行ったので大きな部屋に案内されました。女中さんによると昨夜は70名ほどのお客さんが入っていたとのことでした。席に着くとすでにすき焼きの準備万端で、いつでも開始できるようになっていました。ただ、この時まだ肝心のお肉は鎮座しておりませんでした。
むさくるしいおっさん5人(含む僕)のテーブルは僕がデジカメを持参した事に大うけ、ですが当のおっさん達も携帯電話を取り出し、膳や店内をカメラで撮影し始めました。うちのテーブルだけ「ちろり~ん…」というカメラの動作音が何度も響き渡っていました。そうこうしているうちに幹事が気を利かせて注文してくれた牛肉の刺身が到着しました。一人前2100円との事ですが、写真は2人前で僕は3切れ食べる事が出来ました…。味は当然とろける味わいと申しましょうか、臭みもなく食べ始めた途端におっさん5人は無言になりました。
うまいうまい言っていると今度はいよいよすき焼きのお肉が到着しました。
女中さんがコンロに火を入れわりしたを入れてさっと煮込んでくれ、最初の1枚はみんなに取り分けてくれました。お味は言葉では言い表す事ができないくらいで、やわらかく非常にジューシーでした。お肉の味を楽しめたのは以前行った愛知県の半田市にある森牧場で人様に食わせてもらったお肉以来でした。うちのテーブルは紳士ばかりだったのでもめる事もなく最後までゆっくりと楽しむ事ができましたが、女性ばかりのテーブルでは瞬間的に肉だけなくなったそうです。
最後にご飯と漬物が出てきたのですが、誰かがお土産で購入したカレーが勝手に開封され、みんなでご飯にかけて食べていました。僕は残念ながらお腹がいっぱいで食べれませんでした。
ご馳走様でした。てへ。
帰りは法善寺横町のケーキ屋さんでお茶をしようということになり向かったのですが、店内はあいにく満席で仕方なく戎橋筋商店街のスターバックスでココアを飲んで帰って来ました。