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今日明日あさってとお休みをもらったので、明日は日帰りで名古屋界隈まで行ってこようと考えています。前に務めていた職場の方が希望退職で会社を辞めるとのことで、その方に顔を出しておこうと思ったのですが、今現在連絡が取れません。で、他に同じ職場で勤めていた方に久しぶりに電話したところ、なんとその人も希望退職で会社を辞めるとの事でびっくりしました。嫌な予感がしてもう一人にも電話をしたところ、やはりその人も希望退職で辞めると聞きました。もうびっくりです。

思えば５年ほど前にその会社を辞めた僕ですが、その時に感じていたのは自分はこの会社にいても何の利益を見出す事が出来ないという事でした。今回希望退職制度に乗っかって退職する方がどのような理由で退職を決意したのかは僕の知るところではありませんが、会社にとって従業員とは何なんだろうなと思うところであります。今回退職される方は一線で大活躍された方ばかりですが、その人たちに会社はお金以外の利益を生み出すことが出来たのでしょうか。

今回の希望退職はいわば退職勧告みたいなものだったとの事でした。このまま会社にいてもいい事ないよ的な事を言われたり、決算で黒字が出なければ会社が潰れるぞなどとも言われたそうです。３名の方はいずれもこの先の事を全く決めてないままの退職との事ですが、それでも退職を決意したのはそれなりに悩んだ結論だと思います。


そんな人たちの悩みをよそに、実はＥＴＣの深夜割引を使った方が東名阪は得なんちゃうのとか考えています。

今日はほんまは出勤日だった（当然）のですが、以前からの残業振り替え分がありおやすみをもらいました。実は昨夜、お世話になっているo5Bitch氏のＰＣにトラブルが発生し、午前１時過ぎまで復旧のお手伝いに行っていたからです。

o5Bitch氏から電話がかかったのは２０時過ぎ。氏曰く、月曜日までなんともなかったのに昨日ＰＣを起動しようとするとWindows XPの起動に失敗し、起動メニューが出るのだがどうなってるんだろうとの事。まずはセーフモードでの起動はどうかと案内したのですが、結果は変わらず。Windows XPの起動ロゴが出た後に再帰動し、また起動メニューが出るとの事。どうやっても起動できないとのことだったので、氏の家まで様子を見に行くことにしました。今回の持参品はノーパソのVaio Tとソケット３７０のセレロンが乗っかったブック型のＰＣ、それとＰＣ救急箱です。

２１時半ごろにo5Bitch氏の家に到着、早速様子を見せてもらうとほんまに再起動を繰り返していました。当初僕はマザーボードでも逝ってしまったかと思ったのですがＨＤＤのシーク音がおかしかったのでＨＤＤのトラブルと断定し、Windows XPのインストールＣＤを放り込んで再起動、その後回復コンソールを起動し、

chkdsk c: /r

でディスクチェックをかけました。するとセクタ異常を報告し、どうやら拾えるデータは拾ったみたいでした。その後、

fixboot
fixmbr

と実行し、ブートセクタとＭＢＲのリカバリを実行して、再起動。でも、同じ箇所で再帰動し、残念ながら起動しませんでした。どうやらセクタ破損した際にレジストリかなんかもぶっとんだみたいでした。ただ、シーク音の異常はなくなっていたのでどうやら中のデータにはアクセスできそうです。o5Bitch氏に聞いたところ、最新のバックアップデータは今年の２月であったとの事だったので出来ればデータを復旧したいと話していたのでデータにアクセスする事ができるか確認する為、持ってきたブック型ＰＣにＨＤＤを取り付け、起動してみると中身が見えたので「こりゃいけまっせ」との事で別のＨＤＤを取り付けてＯＳをインストールしてから逃がす事を提案しました。ただ、ふつーの家庭に当然ＨＤＤが転がっていることなどなく悩んでいた際にふと目に入ったのはパワーマック。o5Bitchのマックには以前ＨＤＤがクラッシュした際にＡＴＡボードを挿してＩＤＥのＨＤＤを導入していた事を思い出しました。急遽マックをひっぱがし、ＨＤＤを取り出してこのＨＤＤにＯＳをインストールすることにしました。

ＰＣに取り付け、早速ＯＳをインストール。トラブルもなく順調に終了しました。その後、今回問題となっているＨＤＤを取り付け認識させてファイルを開いてみると「found000」フォルダが出来ていました。これはchkdskコマンド実行時に脱落クラスタのファイルの断片の中で読み出せるものをファイルにしたものです。早速内容にアクセスしようとすると「お気に入り」フォルダが開きません。作成したユーザが違うのでアクセス権がないのでしょうか。ここはセーフモードで起動し、フォルダのプロパティでファイルの所有権を現在動いているAdministratorのSIDに与え再起動、無事ファイルを読み出すことに成功しました。最後にＭＵＡのThunderbirdのファイルを見ようと「Program Files」フォルダを開くと何も入っていません。？と思いつつ先ほどの「found000」フォルダを見ると、Windowsのシステムファイル関係一式とスタートメニューのショートカット、また「Program Files」フォルダなどの残骸があり、その中にThunderbirdのファイルもいました。そらこんな状態じゃシステムも起動しませんわな。

そんなこんなで無事ファイルの救出には成功した模様です。o5Bitch氏にはすぐにでもデータを逃がすよう話し、２５時過ぎに氏の家を後にしました。


ＨＤＤのトラブルはいつ起こるかわかりません。大事なデータは別のＨＤＤやＣＤ、ＤＶＤにこまめにバックアップを取る事をお勧めします。壊れた機械は修理や交換、買い替えで何とかなりますが、失ったデータはほとんどの場合取り戻すことが出来ません。

どうせならおまけのＣＤにほんまにＯＳを収録してくれれば良かったのにと思ったのは僕だけではないはずです。

ＤＭの住所部分ってはがれにくいシールで貼ってある時ってめんどうですよね。この封筒は簡単に取り除くことが出来るそうです。