IBMの「OS/2」が20年の歴史に幕、2006年末で一般向けサポート終了
▶ in ソフト posted 2005.07.19 Tuesday / 21:55
MYCOM PCWEBのこの記事によりますと、IBMは同社が販売している「OS/2」の販売を2005年末に終了し、一般サポートも2006年に終了するとの事です。OS/2はもともとIBMとM$がウインドウズ全盛前に共同開発したマルチタスクOSでその動作の信頼度はユーザからの絶大な支持を得ていました。ただその後、M$はウインドウズに注力し、権利関係で泣き別れになり最終的にはIBM1社で開発を継続したのでした。Win3.1の頃にOS/2のバージョン3が登場したのですが、ソフトが出揃わなかった事もありコアなユーザ以外は振り向く事はありませんでした。最終的にはWinNTに負けてしまったのですな。僕はOS/2を本チャン環境では使った事がありませんが、マルチタスクのスレッド管理が強烈でフォアグランドタスクは高速だがバックグラウンドタスクが遅いという話を聞いたことがあります。
しかし、自分のPCライフの歴史をたどるような商品がまたひとつ消えてしまうのは非常に残念です。
しかし、自分のPCライフの歴史をたどるような商品がまたひとつ消えてしまうのは非常に残念です。