名古屋地裁は住基ネット差し止め訴訟を棄却
▶ in ネットワーク posted 2005.05.31 Tuesday / 21:04
昨日住基ネットはプライバシーの権利などの侵害で憲法に違反するという判決が出たという記事を紹介しましたが、今日はまったく逆のお話。名古屋地裁は同様の訴えの裁判において原告の損害賠償請求を棄却したとの事です。判決では「住民基本台帳の本人確認情報は以前から誰でも閲覧可能で、秘匿の必要性が必ずしも高くない」との事でプライバシーの侵害には当たらないと判断したそうです。この件に関しては人それぞれ意見の分かれるところでしょうが、僕的にはせっかく巨額の税金を投入して構築したシステムですから、少しの間の運用でなくなってしまうことの無い様、国民の意見をもっと取り入れ安全で便利な電子行政システムとしてパワーアップしてくれる事を願っています。