HDD入れ替え

▶ in ひとりごと posted 2005.05.07 Saturday / 20:33

先日から懸案になっていた音楽保存用に使っていたHDDの容量不足ですが、ついにHDDを購入し解決しました。

今回購入したHDDはSeagate社のST3250823ASというモデルで1プラッタ133GBでキャッシュ8MB、インターフェイスはSATA2で容量は250GBのモデルです。通称バラクーダ8と呼ばれているこのモデルはSeagate社の現行モデルだそうでキャッシュ容量とプラッタあたりの容量が非常に大きい事が特長のようです。「ようです」と書いたのは、昨今のHDD事情は自作でもしない限り勉強しないのでよく分からなかった為、適当に購入したと言うのが本音です。ほんまは16MBキャッシュのMaxtorのDiamondMax10シリーズの250GBのドライブが良かったのですが、たまたま行ったTWOTOP東貝塚店には在庫がなかったので、Seagate社のドライブにしました。今回購入したST3250823ASにはATX4ピンの電源端子ではなく、SATA専用電源の端子しかなかったのでATX4ピン-SATA専用端子の変換ケーブルもあわせて購入しました。店員さんいわく、めっちゃ早いですよとの事だったのでそのアドバンテージは如何程のもんかいなと楽しみして帰った結果が門柱に愛車激突だった訳ですが…。
さて、車をぶつけた悲しみをこらえつつ早速わがPCのケースを開けて増設を始めました。接続はマザーボードにSATAのケーブルを1本つけ、電源ケーブルの接続するだけ。BIOSでも一発認識したので悩む事無く増設は終了しました。早速Windowsを起動したところ、PnPで認識して「ディスクの管理」でもすぐに未割り当てディスクが見えトラブルもなく作業は完了しました。ここでそのまま使い始めるのも芸がないので、このドライブをもし起動ドライブに利用した際にどのくらい速度が変わるのかを試してみたかったので、現在使っているドライブ(MaxtorのDiamondMax9Plusの8MBキャッシュモデルの80GB)からシステムをまるごとコピーして、一度起動させてみる事にしました。コピーに利用したのはSymantec社のNorton Ghost9.0。このソフトはドライブクローニングソフトで、完全に同じ内容のディスクを何台も作る事ができるコピーツールです。僕は以前からドライブのミラーリングやバックアップに活用していておすすめのソフトです。今回のバージョンからDrive Imageと合体し、完全にGUIで操作する事が出来るようになり、使い勝手も非常に良くなりました。(ただし、ネットワーク経由のコピーはGUIでは出来ないみたいですが。)さて、早速Ghost9.0を立ち上げ、MBRをコピーし、ドライブ名を割り当てないオプションでコピー開始。15分ほどでコピーが完了しました。BIOSの設定を増設したディスクで起動するようにし、いざ起動したのですが、感覚的な速度は今使っているドライブの方が早いような感じがしたので、そのまま使うことにしました。もしかして、Windowsをクリーンインストールすれば結果は変わるかもしれません。

気持ちを入れ替えドライブを元に戻してWindowsを起動。パーティションを割り当てました。僕は今までページファイルはシステムと別のドライブの先頭に割り当てていたのですが、今回購入したドライブの方が高速なのでこちらに割り当てなおす事にしました。ディスクの先頭に2GBのパーティションを切り、FAT16の64Kクラスタでフォーマット。ページファイルに利用するのであればこのフォーマット方法が一番速度が出るように感じます。(セキュリティ面では問題があるので注意。)で、残りを200GBと30GBのパーティションに区切り、200GBのパーティションに今まで音楽保存していたHDDの内容をそのままコピーしました。その後、音楽保存に使っていたHDDを再割り当てし、今まで使っていた別の40GBのドライブの内容をコピーし、40GBのドライブは取り外しました。最後にPerfectDiskでデフラグをかけて完了!だったのですが、200GBのパーティションのデフラグに6時間と言う異様な遅さで途中で寝てしまいました。ちなみにログによると午前4時半過ぎにデフラグが終了した模様でした。

ところで新しいディスクを接続するとついついベンチマークで速度を測定したいのが世の常。早速やってみたのですが、新しく増設したディスクの方が起動ドライブよりも1.6倍高速と言う結果になりました。いろんな状況によっても異なるとは思うのですがST3250823ASはそれ相応に高速なディスクである模様です。ま、当面容量不足には悩まされる事はなさそうです。

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