「WEPは10秒で解読可能」、神戸大と広島大のグループが発表

▶ in セキュリティ posted 2008.10.14 Tuesday / 21:37

ちょっと前の無線LANでの暗号化の主流だったWEPですか、もはやこれでは意味がありませんね。
無線LANの暗号化、手軽だからとかWEPしか対応していないからと言って未だにWEPを使ってる方に衝撃的なニュースが飛び込んできました。

Internet Watchのこの記事によりますと、神戸大学と広島大学のグループがWEPの暗号化通信を一瞬で解く方法を開発したそうです。

実験環境は今どきふつーのPC環境なのですが、今回開発したプログラムでわずか10秒程度でWEPの暗号化通信を破れるので、早急にWPAやWPA2に乗り換えるよう呼びかけています。今まであまり意識したことがありませんでしたが、これだけ早く破ることができるのであれば、もはやWEPは意味を成さない暗号化方式ですね。ちなみにWPAのTKIPについても時間さえあれば解読が可能であるとどっかで聞いてことがあります。外部に露出する通信だけに暗号化や出力は気を使う必要があると感じます。

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