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AVGとはGRISOFTという会社が発売しているアンチウイルスソリューションなのですが、これの無料版というのがあって個人利用なら無料というものでした。有料版との違いはリアルタイムスキャンの機能が無いという部分が大きく違うのですが、これを無保証ながらWindows 2000 Serverにインスコして使っていました。このソフト、そもそもはワークステーション用なのですが、別に問題なく使えていたのですが、この度バージョンが６から７に上がり、６のサポートを打ち切る旨Ｗｅｂサイトに記載されていたので、あわてて７をインスコしようとした所、インストーラが「これはWorkstationじゃないから駄目だYO!」とはねてしまいました。う～ん、どないする？と思いながら、使えるソフトは無いものかと思いググっていたところ、やっぱ世の中にはあるもんですなぁ。かのComputer AssociatesがeTrust Antivirusというソフトのプロモーション版というのを配布していて、こいつが無料でしかもリアルタイムスキャンの機能も備えており、ＡＶＧより高機能だという事で早速インスコしました。eTrust Antivirusはサーバ版も発売されている事もあり（それと関係あるのか知りませんけど）2000 Serverにも問題なくインスコでき、ふつーに動き出しました。ただ、メールサーバにも別のアンチウイルスソリューションを利用しているのですが、これとバッティングする模様でインスコ後にわざとウイルスを添付したメールを送信したところ、２つが同時に動作してしまい、メールサーバに導入しているウイルススキャンがスルーしてしまうという現象が起こりました。この為、eTrust Antivirusのリアルタイムスキャン機能を無効にし、毎日２回スケジュールを組んで自動でＨＤＤ内をフルスキャンするようにして利用しています。ちなみに、市販のソフトでよく搭載しているパターンファイルの自動受信機能も備えており、これにおいても受信タイミングを自分で細かく設定できる点も非常にいけてるところです。また、パターンファイルの頻繁に更新されている模様です。

今回はたまたまサーバＯＳに利用していますが、クライアントＰＣで利用しても、そこいらの売り物のアンチウイルスソリューションと遜色ない動作が期待できるので個人的には非常にお勧めです。ただし、お決まりですがサポートはありません。サポートが欲しい方は迷わず市販製品を購入しましょう。


参考リンク：eTrust AntiVirusに関する俺メモ