ニコン、フィルムカメラ製品のラインアップの見直し

▶ in ハード posted 2006.01.11 Wednesday / 22:10

フィルムカメラ市場が大幅に縮小されているとは言え、非常に残念です。
ニコンの新着情報によりますと、同社はデジカメ事業に経営資源を集中させる為、フィルムカメラ製品のラインアップを見直す事になったとの事です。

ここ数年のデジカメ市場の拡大により、フィルムカメラ事業はカメラメーカ各社の悩みの種との事。現にこの僕ですら、ここ数年はめっきりフィルムカメラを使うことが少なくなった上に、デジタル一眼レフカメラなんか購入してしまい、ますますフィルムカメラを使用する機会が少なくなっています。デジカメは撮影した瞬間に撮影した画像を確認する事ができる上、メモリカードは消去可能ですので失敗も許されますし、フィルムほど1ショットあたりのコストもかからず、条件を変えて何ショットも撮影できるので非常に良いと思います。その反面、これは僕の怠慢かもしれませんが、1ショットごとの緊張が少なくなり、デジカメで撮影した画はどうしてもスナップの域を超えれないような気がして最近妙なジレンマを感じていたりもしています。フィルムカメラで撮影する場合、失敗は許されませんからそれなりに緊張しながら撮影するせいか、たまには満足のいく画が撮影できたものでしたが。

これも世の中の流れとは言え、非常に残念な事です。フィルムカメラにはフィルムカメラの良さがあるのですが、撮影側がその良さを理解していないのですから仕方ありません。

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