アイ・オー、耐衝撃HDDにウイルスが混入
▶ in ハード posted 2005.11.23 Wednesday / 22:11
PC Watchのこの記事によりますと、耐衝撃性を謳うIOデータのリムーバブルHDDの特定ロットで出荷時にウイルスが混入した状態で出荷されたとの事です。どういう事情でウイルスが混入したのかは定かではありませんが、この記事ではIOデータの対応に非難が集中、広告宣伝費が足りなかったのかぼろくそに批評されています。IOデータは当初ウイルス混入のロットを公表せず、ユーザにシリアルナンバーを打ち込むと該当ロットかどうか確認する仕組みで公開したそうですが、その公開方法をめぐりブーイング、あわてて該当ロットを公表した模様です。僕もIOのWebを見ましたが、ことの重大性にもかかわらず「11月22日 [ メモリ対応速報 ] EPSON、HP/Compaq、SOTEC 各社ニューモデル他 」のニュースの方が上に来ている事が企業としての常識を疑います。本来このようなトラブルであれば自社のWebでもっと大々的に公告すべきだと思いますが、この会社の体質でしょうか、対策のページでも「ユーザが勝手にウイルスベンダーの体験版をダウンロードして駆除しあがれ」という香りがぷんぷん漂います。誠意ある対応をして欲しいものですな。